違法な投資スクールが存在する!?安全な株式投資スクールの見分け方とは

公開日:2023/02/15   最終更新日:2023/02/17


投資をしている人は日本全体の9%ほどです。投資はビジネスと似てはなるものという認識がまだまだ足りないのが実態です。投資で騙されたという話はテレビやネットだけではないのです。投資を学んでから実践しようとスクールを選ぶ方もいます。今回は違法な投資スクールの実態と見分け方について解説します。

そもそも違法な投資スクールとは

最近ではFX投資スクールの違法勧誘で大量に逮捕されていたり、芸能人が騙されていたりと決して他人事ではありません。違法な投資スクールの実態にせまり、自分のことは自分で守るという認識で日々過ごしましょう。そもそも投資スクールとはどのようなものをいうのでしょうか?

投資スクールとは提供しているカリキュラムに沿って、トレード方法や投資の中身について学べる学校のようなものになります。スクールにより投資の中身は変わりますが、大体このような意味合いで問題ありません。違法な投資スクールとは違法勧誘や資格がないことがあげられます。

「え?投資スクールに資格なんてあるの?」と資格があること自体知らない方がほとんどなので、簡単に解説します。投資スクールを開設する際に必要な資格では、金融庁が定めた「金融商品取引業」があります。金融商品取引業に登録しなければ「投資助言」や「代理業」は行ってはいけません。無許可で行うと5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または両方が課せられます。

違法な投資スクールはどんなことをするのか

上記で違法な投資スクールは無許可の運営があげられました。違法な投資スクールの中身についてさらに詳しくみていきましょう。

投資助言と代理業は金融商品取引業の資格がなければいけません。投資助言とは顧客に対して有価証券、金融商品の価値や投資の判断材料となるアドバイスをする行為です。株の売買等の最終的な判断は顧客が行います。代理業とは投資顧問契約、投資一任契約の締結の代理または媒介を行うこととなります。投資助言と代理業について触れている投資スクールの実態において、資格があるかどうかはとても重要です。

ほかにもクーリングオフの制度がそもそもない場合、学習プログラムが非公開で入会前に確認できない場合もあります。かなり悪質な投資スクールでは入会後に高額な金額が要求されたり、入会するまで執拗に勧誘されたりもします。

安全なスクールかどうか見極めるには?

今やネットやSNSでの情報にあふれて、どれが本当で嘘か初心者にはまったく見分けがつきません。フェイクニュースに騙されないためには、さまざまな視点から物事を客観的に観察する力が必要不可欠です。投資スクールにおいても、観察力は大切です。見なければいけない点は運営元、講師の実績、過去の経歴、口コミになります。順番に解説します。

まず運営元の把握ですが、住所から確認したほうがよいでしょう。所在地や会社がちゃんと存在しているのか、電話番号は携帯電話ではないか、経営者の情報をネットで調べたら出てくるのか、事前に調べておく必要があるでしょう。講師がいるのであれば実績がきちんとしているのか、過去の経歴に怪しい点はないかを確認しましょう。

そして口コミの確認も忘れないようにしてください。ネガティブな意見、ポジティブな意見の割合と書き込み数をみて怪しい点がないか確認します。ポジティブな口コミが多いのが当たり前なので、ネガティブな口コミの中身を見て信頼できる情報か吟味します。ネガティブな口コミが多ければやめておいたほうが無難でしょう。

もし違法なスクールと契約してしまったらどうすればよいのか

あなたが信頼できる投資スクールに出会えたとしましょう。しかし、入会してから高額な入会金や月謝代が請求されたら違法性が増します。投資スクールの相場は30~50万円と高額ですが、それ以上に請求された場合は確実に違法という認識でよいです。

対策としてあげられるのが消費者センターに相談することです。消費者センターに相談すると違法な投資スクールに注意勧告を出してくれる場合もあります。「場合もある」という曖昧な表現には、消費者センターの強制力がそこまで強くないからです。違法な投資スクールとしてかなり悪質なところは業務停止命令が下されるかもしれませんが、確実とはいえません。しかし何もしないよりは行動を起こしたほうがよいでしょう。投資スクールも注意勧告がきたら対応するはずだからです。

消費者センターの次に起こせる行動にはクーリングオフの適用があります。投資スクールもいろいろあり、違法性の高いスクールの実態により特定商品取引法が適用される場合もあります。クーリングオフが適用される業種により8日間と20日間があり、クーリングオフ期間が過ぎても解約できる場合もあります。もし不安に感じたら、消費者センターに相談してクーリングオフが適用できるのか確認するのをおすすめします。

まとめ

今回は違法な投資スクールの実態と見分け方について解説しました。違法な投資スクールについてさまざまな視点から解説しましたが、そもそも自分の選ぶべき投資が分かっていないかもしれません。投資について学びたいだけなのか、投資信託か株式かカリキュラムが自分の学びたい内容なのかをきちんと把握することも大切です。その後に投資スクールの見分け方が参考になるでしょう。今回の記事を読んでいただき、資産形成の入口になれる投資スクールをお選びいただければ幸いです。うまい話には騙されないよう知識を身に付けて対応しましょう。

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