株式投資と投資信託の違いとは?投資初心者ならどっちを始めるべき?

公開日:2022/11/15   最終更新日:2022/11/18

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資産運用にはさまざまな投資対象がありますが、初心者でも気軽に始められるのが株式投資や投資信託です。ネット証券が普及していることから、証券口座も増加傾向にあります。しかしながら、投資である以上リスクはつきものです。今回は株式投資と投資信託の違いについて解説するので、これから投資を始めてみたいという人は必見です。

株式投資とは

そもそも株式について知らないという人も多いかもしれません。企業は事業に投資するために資金調達をする必要がありますが、株式という証券を発行することで資金を集めています。企業にとっては株式を発行することで投資家から資金を集められ、借入金と違って返済の義務がないというメリットがあります。

また、株式投資を行うことで企業のオーナーとなり、企業の成長にともなって株価が上がればキャピタルゲインが期待できます。株式はいつでも売買ができるため、長期で保有することも可能ですし、短期のデイトレードと呼ばれる手法をとることも可能です。

デイトレードなどの手法によって大きな利益を期待できる一方、大きく損する可能性もあります。株式投資は自分で投資先の銘柄(会社)を選ばなければなりません。株式投資を成功させるには投資先の企業や相場の分析をする必要がありますが、初心者にとっては難しいのが実情です。

投資信託とは

次に投資信託について簡単に紹介します。投資信託はファンドと呼ばれることもありますが、ファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家が投資家から集めた資金を株式や債券に投資して、得られた利益を投資家に分配する金融商品です。投資対象は株式や債券のみならず、不動産やコモディティなど、商品によってさまざまです。

プロの投資家であるファンドマネージャーによって厳選された投資先に分配投資できることが投資信託の大きなメリットとなります。株式投資と異なり個別の銘柄を選ぶ必要がないため、初心者でも手軽に投資を始められるという点も魅力の一つです。つみたてNISAの運用対象商品は基本的に投資信託のみとなっていますが、リスクを分散して長期的に運用する投資対象として向いています。

株式投資と投資信託の違い

前述で紹介した株式投資と投資信託にはどのような違いがあるのかについて、以下の通り紹介します。

運用主体

株式投資は自分で投資先を探して個別銘柄を購入するため、運用主体は本人となります。投資信託は運用主体がファンドマネージャーと呼ばれるプロとなり、運用はプロに任せることになります。投資信託ではプロに任せられるという安心感はありますが、株式投資のように自分で個別銘柄の投資先は選べません。

投資資金

株式投資は銘柄の株価によって購入資金が異なりますが、一般的には100株単位が最低購入ロットとなるため、1,000円の株価である銘柄の場合でも10万円の購入資金が必要となります。投資信託は証券会社によって異なりますが、100円からでも購入を受け付けているため、比較的少額で投資を始められます。

期待リターンとリスク

投資先の商品によりますが、一般的には株式の方がハイリスク・ハイリターンとされています。株式投資では企業分析や相場分析がうまくいけば、大きなリターンを得られる可能性がありますが、投資先の企業が何らかの要因によって値下がりすると大きな損につながります。

投資信託では投資先が株式であっても複数の銘柄に分散投資されているため、1社が値上がりしたからといって大きなリターンは期待できませんが、リスクも分散されるため、大きな損になりにくいのが特徴です。

NISAの活用

株式投資の場合はNISAを活用することは可能ですが、つみたてNISAでは株式に投資できません。投資信託であればNISAとつみたてNISAどちらでも投資可能ですが、すべての投資信託が対象となっているわけではなく、投資できる商品は限られています。

株主優待の有無

株式投資では直接的に株主となるため投資先の銘柄によっては株主優待を受けられます。投資信託には投資先として株式が含まれることもありますが、あくまで株主はファンドとなるため、株主優待の対象にはなりません。

投資初心者はどちらを始めるべき?

まったくの投資初心者がいきなり株式投資に挑戦するにはリスクが高いかもしれません。投資初心者であれば、少額で手軽に始められる投資信託をおすすめします。株式投資に興味がある人でも、まずは低リスクの投資信託で投資自体を経験していくとよいでしょう。

投資信託をコツコツしながら資金が集まったら、株式投資にシフトしていくというやり方でもよいかもしれません。株式投資を継続して成功させるには根気強く勉強する必要があるため、焦らずに低リスクで投資を経験してみることから始めましょう。

まとめ

今回は株式投資と投資信託の違いについてと、投資初心者が始めるならどちらがよいのかを解説しました。株式投資は投資先の銘柄を自ら選ぶ必要があり、ハイリスク・ハイリターンの投資となります。投資信託はプロの投資家によって投資先が決められていますが、複数の商品に分散投資ができるため、株式投資と比較するとローリスク・ローリターンであることが多いです。投資初心者の人は投資信託で投資に慣れていきながら、株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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